小泉改革なるものは、提供者の論理の行き過ぎた部分を修正していこうというものだった。やり方は「見えたところを直す」という意味で「モグラ叩き」。そして「その背景にいる悪代官を懲らしめる」という意味で「勧善懲悪」である。そこにはどうすべきか、どうあるべきかという本質論がまったくない。ところがその「モグラ叩き」にさえも反対する一派がいるため、郵政民営化が770億円(総選挙の費用)もかけた壮大なドラマとなってしまった。