たとえば子育て世帯が「どちらかというと余裕がない」という主な理由は、「住宅ローンの負担が重い」「自動車の購入などによる借金の返済」「学習塾など子供の教育費」などである。なかでもとくに負担が大きいのは住宅ローンで、「家計の負担となっている上位10項目」でも、住宅関連費が45.8%でトップだ。住宅ローンのある世帯では、可処分所得も90年代後半をピークに減り続けている。住宅ローンの返済負担率、つまり住宅ローン返済額が可処分所得に占める割合も増え続け、いまや20%を超えている。これでは生活にゆとりが生まれるはずがない。なぜ、そんなに無理をしてまで持ち家がほしいのだろうか?