オーストラリアの水田を視察に行くと、1人のマネージャー、日本で言えば1軒の農家が6キロメートル×30キロメートルの耕作面積で米を作っていた。この広さの田んぼで、約30万トンの米が収穫できるというから驚きだ。日本の米の収穫量は年間約3000万トンだから、日本全体の1%をこの田んぼだけで作っている計算になる。

それを1人のマネージャーが生産しているのだから、同じ規模の農家が100軒あれば日本全体の米を賄(まかな)えるわけだ。